映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」の感想(ネタバレあり)スパイダーマンはアイアンマンの後継者となれるのか? 

映画レビュー

こんにちは、シュッドです!

つい先日まで公開されていた「アベンジャーズ/エンドゲーム」。
MCUの1つの大きな区切りとして、また娯楽作としても最高の作品であった事は間違いないでしょう!

そんな中で、エンドゲームの次の作品として公開されたのが、この「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」。

位置付けとしては、この作品までがフェイズ3らしいです。
(完全にフェイズ4だと思ってました笑)

予告編を見ると、おなじみのメンバーに加えて、あのジェイク・ギレンホールが出てる!しかもミステリオ役で!!!

ん…?ミステリオ?
あれ?そういうこと???

って中途半端に原作知ってるとアカンですね(笑)
ただ、そのお陰で余計に期待値MAX!

早速鑑賞してまいりました!!!

映画「 スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム 」の基本情報

あらすじ

トニーは君に全てを託したんだ。 
師であるアイアンマンことトニー・スタークから託された、ヒーローとしての責任。
ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、悲しみを忘れ去る為、街の平和に務めていた。
そしてようやく訪れた夏休み。
ピーターは、大好きなMJ(ゼンデイヤ)や、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)達と共に楽しみにしていたヨーロッパ旅行に出かける。
 
ニック・フューリーに夏休みを支配される。
この旅でMJに自分の気持ちを打ち明け、最高の夏休みにしたいと願うピーターを待っていたもの、それは元S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)だった。
迫りくる新たなる脅威を察したニックは、異次元から来たというミステリオ(ジェイク・ギレンホー)共に既に戦う準備を始めていた。
そこにスパイダーマンの力も必要としていたのだ。
楽しみにしていたヨーロッパ旅行に出かける。
 
ヴェネチア、ベルリン、ロンドンに迫る脅威。
突如としてヴェネチアに出現した巨大な人型の❝水❞。
その圧倒的なパワーに翻弄されるピーターは「ソーは??キャプテンマーベルは?」とアベンジャーズのヒーローたちに助けを求めるも、彼らは不在。
この巨大な敵を相手にまだ戦い方すらつかめないスパイダーマンに替わり、果敢に戦いを挑むミステリオ。
空中で両手から強力な光線を放ち、敵を制する。
ここに新ヒーローが誕生した。
 
鉄の意志を引き継ぎ—真のヒーローへ。
ヴェネチア以外でも、❝火❞や❝土❞の巨大な敵が現れ、ニックを中心とした攻防戦が続く中、ピーターは決意する、「世界には新しいアイアンマンが必要だ」。
トニーから引き継いだ❝鉄の意志❞。
親愛なる隣人から、真のヒーローへ。
厳しい戦いに立ち向かい、挑み、戦うスパイダーマン。
新しいアイアンマンとなる為に—。

http://www.spiderman-movie.jp/

監督

今作品の監督は前作の「スパイダーマン:ホームカミング」に引き続きジョン・ワッツが担当。

エンドゲーム」直後であり、MCUフェイズ3の締めくくりとして超重要なこの作品。
前作に引き続きの続投という選択は、ある意味安牌であり、安心ですね。

キャスト

主人公のピーター・パーカー/スパイダーマン役にはトム・ホランド 。(左上)

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の初登場以来、もうすっかりスパイダーマン役が板についた印象ですね。
今回は大きなネタバレはしなかった模様(笑)

そして、お馴染みニック・フューリー役にサミュエル・L・ジャクソン。(左下)
御年70歳ながら、まだまだ現役です!

ヒロインのMJ役には前作同様、ゼンデイヤ。(右下)
グレイテスト・ショーマン」でも印象的でしたね。
個人的には、前作よりも可愛くなった気がしてしょうがない(笑)

そして、今回初登場のミステリオ役にはジェイク・ギレンホール。(右上)
遠い空の向こうに」などの作品でも有名ですが、最近では「ナイトクローラー」での怪演も光る演技派俳優です!
ついにMCUに出てきたか!って感じですね。

感想

シリーズ未見でも分かりやすいストーリー!

結構、前の作品を見てないと訳が分からなくなりがちのMCUシリーズ。
エンドゲームなんてキャラ多すぎて未見だとキツい・・・
(あれは壮大なファンムービーなので全然アリですが笑)

そんなシリーズでも今作品はストーリーは至って単純。

「ティーンエイジャーの甘酸っぱい青春ラブストーリー」+「勧善懲悪のスーパーヒーロー」!!!

日本でいう修学旅行のようなイベント通して、ピーターの高校生らしいぎこちなくて少々自分勝手な恋愛模様がまずは描かれています。

飛行機では隣に座りたくて小細工を仕掛けますが、逆効果…
恋敵に席を取られちゃうというラブコメの王道から序盤は始まり、途中で恋敵に弱みを握られて必死に証拠を消そうと奔走するところなどコメディ要素強めの作品に仕上がってます。

一方で、アイアンマン亡き後に後継者と世間に見られることに対して、まだその大きな責任を背負いきれず、普通の高校生として生活がしたいという気持ちと、トニー・スタークから託された使命を果たさなければという思いとの間で葛藤しているピーターのスーパーヒーローとしての成長がもう1つの軸となっています。

よくあるストーリーといえばそうなんですが、だからこそ全年代で見やすい作品になっていると言えます。

やっぱりジェイク・ギレンホールは最高!!!

上記でも書いてますが、
「ん?ミステリオ??」
とジェイクの役を見て思ってしまった私。

予告編ではものすごく良いヒーロー感出してましたが、原作を少しかじっているので何となく分かってしまうのが良いのか悪いのか…(笑)

ミステリオって悪役ですよね?
ってことは、ジェイクが今回のヴィラン???

俄然、期待値MAXです!

ナイトクローラー」などクズ役がやっぱり似合いますよね(笑)

今作品ではどうかというと、やっぱり安定のクズでした!

とはいえ、「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」の初めでトニー・スタークにコケにされた研究をしていた元責任者というちゃんとした設定・伏線があるんですけどね。
他の協力者も「アイアンマン」で出てくる研究者など、過去にトニー・スタークと因縁のある人の集まり。

アイアンマン亡き後に何でスパイダーマンが尻拭いしないといけないのか、とちょっとピーターに同情してしまいますね…

自分の野心のためなら一般人の犠牲も厭わず、逆に報道されることで自分が絶対的なヒーローとして世間に認識させるチャンスと捉えるような、お手本のような悪役ぶりのミステリオ!

純真無垢なピーターに対しても、心の葛藤につけこみスタークの形見である人工知能入りサングラス「イディス」を渡すように誘導する姿や、その後の態度を豹変させる姿は、やっぱりジェイク最高です!

1人の少年からヒーローへ…、そしてアイアンマンの後継者に?

今回の作品の大きなテーマの1つとして、「アイアンマン亡き後、スパイダーマンは後継者になり得るか?」があります。

今までは「親愛なる隣人」のキャッチコピー?で近くの人々を救う存在でしたが、アイアンマンのように全世界を救う存在としてスターク自身から託され、戸惑い、葛藤します。
そして、ミステリオにボコボコにされ、自分のせいで愛する人だけでなく、世界が危機に晒されることを痛感し、ヒーローとしての自分に向き合います。
ピーターが機内でスーツを設計・製造するのに没頭しているのなんて、側から見たらスタークそのもの。
徐々に後継者っぽくなってるなと感じます。

そして、ミステリオを倒して世界を救い、スタークの託した使命を受け入れる覚悟をしたんですよね。

余談ですが、ミステリオを倒して平穏無事な生活に戻った後、MJとスーツ姿で街中をスイングしながらデートするのもスタークのプレイボーイぶりを受け継いでいるのかなとも思っちゃいました(笑)

ラストは驚愕。次回はどうなる???

ミステリオを倒し、無事終了。MJとも恋仲になりハッピーエンド!

…なんてなるわけが無い。

全世界に、スパイダーマンの正体が、ピーター・パーカーの名前がばら撒かれてしまいます。しかも、「世界を救ったヒーロー」ミステリオを消した悪役として。

ミステリオは最後のカードを隠し持っていたんですね。

スタークへの復讐心はヒーローという存在そのものへの復讐に繋がり、これで復讐完了といったところでしょうか。

見た人はみんな思ったでしょうが、その映像と共に、“あの”編集長役としてJ・K・シモンズがまさかの登場で、個人的に胸熱でした!

まとめ

これでフェイズ3が完結というわけですが、フェイズ4は一体どうなるんでしょうか?
エンドゲームが終わって、マーベルももう良いかな…とちょっと思ってましたが、そんなことない!
フェイズ4に期待を抱かせるのに十分な作品でした!

ということで、評価は7/10です!
7.0

ありがとうございました!